カードローンとクレジットカード現金化を比較！違いや特徴など
近年では、電子マネーやクレジットカードなどの利用者が増え、キャッシュレス化が進んでいて、現金を持ち歩かない人も増えています。しかし、医療費や行政への支払いなど、まだまだ現金が必要な場面は多くありますよね。
急な出費などで手元に現金を準備できない状況で、現金を調達する手段として「カードローン」や「クレジットカード現金化」を検討されていますでしょうか？
今回の記事では、カードローンとクレジットカード現金化について、それぞれ詳しく解説し、違いについても紹介します。
現金化の方法で迷われている方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
「カードローン」「クレジットカード現金化」とは？
まずはじめに、「カードローン」と「クレジットカード現金化」がそれぞれどのような仕組みなのか解説します。
カードローンとは？
カードローンとは、銀行や消費者金融などの金融機関が個人に融資するサービスのことで、担保や保証人なしでお金を借りることができます。
カードローンの利用に関しては、銀行であればキャッシュカードにローン機能の追加、消費者金融であれば、インターネットや自動契約機などを使って申込をする必要がありますが、申込には銀行や金融機関が定める利用条件を満たしている必要があり、基本に安定した収入がなければ申込はできません。
審査に関しては、消費者金融は比較的早く、最短15分程度で終わりますが、銀行の場合は1週間程度かかることがあります。
審査に通り、キャッシング用のカードが発行されれば、銀行ATMや自動契約機などを使って借り入れが可能となります。
クレジットカード現金化とは？
クレジットカードには、キャッシング枠とショッピング枠の二種類がありますが、キャッシング枠のないカードや、すでにキャッシング枠が一杯で借り入れができない場合に、ショッピング枠を使って現金化するのがクレジットカード現金化です。
このクレジットカード現金化の方法は、大きく分けると2つ、買取方式とキャッシュバック方式があります。利用者がクレジットカードのショッピング枠で買い物をして、業者が商品を買い取って現金を受け取れるのが買取方式で、現金化業者が指定するキャッシュバックつきの商品を購入し、その商品とキャッシュバック分の現金を受け取れるのがキャッシュバック方式です。
クレジットカード現金化業者には店舗型とネット完結型があり、店舗であればその場で、ネット完結型の場合は振込で現金を受け取ることができます。
カードローンとクレジットカード現金化の違い
では、カードローンとクレジットカード現金化ではどのような違いがあるのでしょうか。ここでは「利用条件」「スピード感」「信用情報機関への記録」の3つのポイントで紹介します。
利用条件
カードローンの場合、金融機関から借り入れをするため、申込時に審査があり、信用情報に基づき借り入れ可能額が決定されます。そのため、住宅ローンや自動車ローンなどで借り入れをしていたり、他のカードローンの返済が滞っている場合、新規の借り入れが難しい場合があります。また、収入が安定していない場合も審査に落ちてしまう可能性が高いです。
一方でクレジットカード現金化は、クレジットカードのショッピング枠に余裕があり、本人確認さえ行えれば基本的に現金化が可能なため、カードローンに比べて利用のハードルが低いといえます。ただし、一部悪徳なクレジットカード現金化の業者も存在しているので、利用の際には優良業者を選ぶ必要があります。
スピード感
カードローンは利用するにあたって、審査が必要なのに対して、クレジットカード現金化では審査がないため、スピーディーに現金を手にすることができるという違いもあります。
消費者金融は比較的審査も早い傾向にありますが、金融機関の場合は最長で1週間程度かかる場合もあり、状況によっては必要なタイミングに現金を手にできない可能性もあります。
クレジットカード現金化では、24時間365日対応している業者であれば、申込から数十分程度で振込が完了するケースや、外出時などに店舗型の業者に立ち寄ることができれば、その場ですぐに現金を受け取ることができます。
信用情報機関への記録
最後に大きな違いとして、信用情報機関に記録が残るかという点が挙げられます。
カードローンで借り入れをした場合、利用者の情報は信用情報機関に記録がされ、万が一、返済が滞るなどの状況が続いてしまうと、別の金融機関や消費者金融であってもその後の借り入れが難しくなるということがあります。
しかし、クレジットカード現金化はクレジットカードのショッピング枠の利用のため、信用情報機関に記録されることはありませんし、さらにショッピング枠の限度額までなら、自分で確保したい現金の額を決められるというメリットもあります。
クレジットカード現金化をするなら
カードローンとクレジットカード現金化はどちらも、現金が必要な場合に有効な方法ですが、それぞれには違いがあります。
カードローンは、金融機関や消費者金融が個人に融資する方法で、借り入れには審査が必要になります。審査が通れば、カードローン用のカードを使ってATMなどで借り入れができますが、信用情報機関に記録されるので、今後住宅ローンなどを検討している場合には注意が必要です。
一方で、クレジットカード現金化は、利用者がクレジットカードのショッピング枠を使って購入した商品を業者が買い取る、もしくは業者指定のキャッシュバックつきの商品を購入して現金を受け取る方法で、審査がないため、比較的スピーディーに現金を手にすることができます。ただし、一部悪徳な業者も存在するため、業者選びは慎重に行うべきでしょう。
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